ハリーとふしぎなもり

作者コメント

この作者は、ハリネズミのハリーが主人公の光る絵本である。ストーリーの内容は、ハリーが光を追いかけ、幾つもの試練を乗り越えた先で、大きな木を見つける。この大きな木は普通の木ではなく、光を追いかけ続けた結果、最後にこの木の正体と、光の正体がわかる内容となっている。制作内容は、サイズA4見開きA3である。ページ数は、扉1ページ、見開き15ページ、奥付き1ページ、計32ページ、16枚で構成した。主人公のハリーは全て色鉛筆で描き、背景は、雲龍染和紙(椿の繊維を漉き込んだ和紙)と色鉛筆を使用した。ハードカバーは、サイズが合う物がなかったため、既存のものをカットし工夫した。光るページは、ライトと電気を通す銅テープと豆電池を絵本のページの裏側に設置して、光るページを制作した。この絵本は小学生以上を対象としているため、子供でもわかりやすいように、簡単な言葉を使用し、全てひらがなで表記した。絵本の気持ちを伝えやすくするために、主人公のセリフを多く取り込んだ。