2017年制作

楠正行物語

なわてん2017年度AGORA賞受賞作品

作者コメント

この作品は今まで大学で学んだ絵本制作の知識を使用し、四條畷市に所縁のある歴史人物、南北朝時代の武将・楠正行の生涯を物語にした絵本である。楠正行の資料をもとにアレンジを加えた本作品は、子どもから大人まで幅広い年齢層が楽しめるような作品を目指し、A4見開きA3サイズの左開き19場面の表紙と裏表紙合わせて40ページの絵本制作を行った。本作品の制作目的は、楠正行は四條畷市に所縁のある人物であるが、認知度が低く地元の子ども達のほとんどが知らないため、彼がどんな人物だったのかを絵本を通じでしってもらうことで、認知度を広めることである。また、本作品は「わかりやすく、シンプルに」をコンセプトに難しい漢字にはルビを振って子どもに読みやすくし、絵は過度な表現は控え単色で色付けし、登場人物が何をしているのか全体が見やすい構図にするなどの工夫をしている。制作する上でこれまで行った絵本制作と違い、実在した人物を描くと言う点で、楠正行に関する資料がとても少なく、資料集めに時間がかかったことと、数少ない資料のもとに一つの作品にすることにとても苦労した。制作を通じて過去の授業で学んだ表現方法とツールの使用方法などのスキルが向上したと実感ができ、やりがいのある作品となった。


2017年制作

End of Melody

作者コメント

本作品は軸となるストーリーに基づいてオリジナルで制作した楽曲に合わせて画面上に出てくるノーツにタイミングを合わせて押してスコアを稼いでいくリズムゲームである。2人で制作を行い、1人はUnreal Engine4を使用して本制作品のユーザーインターフェースのデザイン、制作を行い、そしてSAIを使用して背景、キャラクターのデザインを行ったのである。もう1人は本制作品内のBGMの楽譜をまずCrescendoを使用して作成し、その楽譜を元にLogic Pro Xを使用して作曲したのである。本制作品の制作目的は音楽とゲームの関係性を改めて確認し、最終的にSteamなどのサイトに投稿することである。本制作品の楽曲を製作していく上で難しかったところは、軸となるストーリーに基づいた作曲というのは初めての試みだったため、ほとんどのプレイヤーが聴いた瞬間に軸となるストーリーを思い浮かべる曲の構想を練ってその構想を楽譜におこすことである。そして、楽譜におこすことが出来てもそれを曲にした時に違和感を感じる部分が存在する場合があるため、その部分の修正も難しかったのだ。完成させて期待していることは、このゲームをプレイしたプレイヤーの中で一人でも多くのプレイヤーが改めて音楽とゲームの関係性を見つめ直し、興味をもってくれることである。

2017年制作

幻想怪物討伐組織

作者コメント

私の卒業制作は一般的な小説ではなく、遊び要素を加えた、「ゲームブック小説」である。要所に選択肢を設け、読者に選んでもらい、ストーリーが分岐するというものだ。分岐を設けることにより、マルチエンディングを採用。これは収集要素として位置づけている。もう1つ、主人公と9人の仲間の間に好感度のシステムを導入した。選択肢によって好感度が上下し、一定値の好感度を得ることにより、その仲間のエンディングルートに入ることが可能になるようにしている。世界観は、人類の技術力が飛躍的に成長している世界。100年前に『幻想怪物』と呼ばれるモンスター達が突如世界中に出現し、人類は『檻(ハウラ)』と呼ばれるバリアの中で怯えながら暮らしている。人類は幻想怪物から世界を取り戻すため、幻想怪物討伐組織『世界の希望(ワールドエルピス)』を設立した。このような小説を執筆した理由は、普段から趣味で小説を執筆しており、前から一風変わった小説を執筆してみたいと考えたからである。もう1つの理由として、「小説の可能性」を広めたいと考えたからである。例えばゲームは、コンシューマーゲームやアーケードゲーム、ソーシャルゲームなど、色々な形で発売、配信されている。ならば小説も、ストーリーのジャンルだけでなく、私の作品のように選択肢が導入されているなど、読み方のジャンルが違っていたら面白いのではないかと、私は考えている。私が自分の作品が、少しでも小説の可能性を広げることに貢献できれば良いなと思っている。「眼鏡純 幻想怪物討伐組織」とパソコン等で検索してもらうと、インターネットで全て読むことが可能である。


2017年制作

楠正行物語

なわてん2017年度AGORA賞受賞作品

作者コメント

この作品は今まで大学で学んだ絵本制作の知識を使用し、四條畷市に所縁のある歴史人物、南北朝時代の武将・楠正行の生涯を物語にした絵本である。楠正行の資料をもとにアレンジを加えた本作品は、子どもから大人まで幅広い年齢層が楽しめるような作品を目指し、A4見開きA3サイズの左開き19場面の表紙と裏表紙合わせて40ページの絵本制作を行った。本作品の制作目的は、楠正行は四條畷市に所縁のある人物であるが、認知度が低く地元の子ども達のほとんどが知らないため、彼がどんな人物だったのかを絵本を通じでしってもらうことで、認知度を広めることである。また、本作品は「わかりやすく、シンプルに」をコンセプトに難しい漢字にはルビを振って子どもに読みやすくし、絵は過度な表現は控え単色で色付けし、登場人物が何をしているのか全体が見やすい構図にするなどの工夫をしている。制作する上でこれまで行った絵本制作と違い、実在した人物を描くと言う点で、楠正行に関する資料がとても少なく、資料集めに時間がかかったことと、数少ない資料のもとに一つの作品にすることにとても苦労した。制作を通じて過去の授業で学んだ表現方法とツールの使用方法などのスキルが向上したと実感ができ、やりがいのある作品となった。


2017年制作

End of Melody

作者コメント

本作品は軸となるストーリーに基づいてオリジナルで制作した楽曲に合わせて画面上に出てくるノーツにタイミングを合わせて押してスコアを稼いでいくリズムゲームである。2人で制作を行い、1人はUnreal Engine4を使用して本制作品のユーザーインターフェースのデザイン、制作を行い、そしてSAIを使用して背景、キャラクターのデザインを行ったのである。もう1人は本制作品内のBGMの楽譜をまずCrescendoを使用して作成し、その楽譜を元にLogic Pro Xを使用して作曲したのである。本制作品の制作目的は音楽とゲームの関係性を改めて確認し、最終的にSteamなどのサイトに投稿することである。本制作品の楽曲を製作していく上で難しかったところは、軸となるストーリーに基づいた作曲というのは初めての試みだったため、ほとんどのプレイヤーが聴いた瞬間に軸となるストーリーを思い浮かべる曲の構想を練ってその構想を楽譜におこすことである。そして、楽譜におこすことが出来てもそれを曲にした時に違和感を感じる部分が存在する場合があるため、その部分の修正も難しかったのだ。完成させて期待していることは、このゲームをプレイしたプレイヤーの中で一人でも多くのプレイヤーが改めて音楽とゲームの関係性を見つめ直し、興味をもってくれることである。


2017年制作

幻想怪物討伐組織

作者コメント

私の卒業制作は一般的な小説ではなく、遊び要素を加えた、「ゲームブック小説」である。要所に選択肢を設け、読者に選んでもらい、ストーリーが分岐するというものだ。分岐を設けることにより、マルチエンディングを採用。これは収集要素として位置づけている。もう1つ、主人公と9人の仲間の間に好感度のシステムを導入した。選択肢によって好感度が上下し、一定値の好感度を得ることにより、その仲間のエンディングルートに入ることが可能になるようにしている。世界観は、人類の技術力が飛躍的に成長している世界。100年前に『幻想怪物』と呼ばれるモンスター達が突如世界中に出現し、人類は『檻(ハウラ)』と呼ばれるバリアの中で怯えながら暮らしている。人類は幻想怪物から世界を取り戻すため、幻想怪物討伐組織『世界の希望(ワールドエルピス)』を設立した。このような小説を執筆した理由は、普段から趣味で小説を執筆しており、前から一風変わった小説を執筆してみたいと考えたからである。もう1つの理由として、「小説の可能性」を広めたいと考えたからである。例えばゲームは、コンシューマーゲームやアーケードゲーム、ソーシャルゲームなど、色々な形で発売、配信されている。ならば小説も、ストーリーのジャンルだけでなく、私の作品のように選択肢が導入されているなど、読み方のジャンルが違っていたら面白いのではないかと、私は考えている。私が自分の作品が、少しでも小説の可能性を広げることに貢献できれば良いなと思っている。「眼鏡純 幻想怪物討伐組織」とパソコン等で検索してもらうと、インターネットで全て読むことが可能である。