弥生時代

縄文時代に続く約800年間を弥生時代と言います。

弥生人は主に稲作りをして暮らしてました。

四條畷では、讃良郡条里遺跡内の、現在第二京阪道路が通じている場所での発掘調査で、近畿地方で最も古い弥生土器が見つかっています。

当時大阪平野全体に広がっていた河内潟のほとりに位置していた四條畷は、

船を使った交通の要衝にあたっていたため、近畿地方で最初に稲作の技術が伝わりました。

縄文人との骨の特徴は異なり背が高く、面長です。

弥生人のなかには朝鮮半島から渡ってきた人が混ざっていると考えられます。

国道163号沿いの城遺跡ではヒスイでつくられた獣形勾玉が出土しています。

ヒスイは新潟県姫川流域でしかとれないもので、当時の人々は北陸地方とも交流を行っていたのでしょう。

雁屋遺跡でも出雲地域や丹後地域播磨の土器  など他地域の土器が出土していて、弥生時代の人々が広範な交流を行っていたことがわかります。